今回は野球で大事なのは投手力なのか、打線の力なのかを統計的に検証してみよう!という記事です。

一般には、「野球は投手力が大事だ」と言われますが、本当にそうなんでしょうか。

今回は2013年度要するに昨年のみのデータを使います。本当はたくさんあったほうが信ぴょう性が上がりますが、遊び要素も高いので勘弁してください。

打線の力の指標としては「チーム打率」、投手力は「チーム防御率」を使いました。そして、この2つの力がチームの勝率にどれだけ影響しているか、を調べます。
(打率=安打数÷打席数…総打席のうちどれだけの確率でヒットが打てたか?)
(防御率=自責点×9÷投球回数…9イニング投げた時(1試合)での平均失点)

あんまり細かく言うと、野球に詳しくない人が「??」状態になってしまうと思うのでこの辺で。

分析はエクセルで重回帰分析というのを行いました。

結果は以下のように。
打率と防御率を独立変数、勝率を従属変数にして重回帰

まあ、詳しくない人には何が何だかだと思うんですが、要点としては以下のようになります。

・打率が1割(10%)上がると、勝率が約0.3(30%)上昇する。同様に1分(1%)上がれば約0.03(3%)上昇。
・防御率が1下がると、勝率が約0.09(9%)上昇する。
・どちらの変数も5%水準で統計的に有意(統計的に説明可能ってことです)
・標準化偏回帰係数(β)を見ると、防御率(投手力)のほうが絶対値が大きい。
・この2つの指標で勝率のうち約60%を説明できている。


⇒結論:防御率、すなわち投手力のほうが勝率に与える影響が大きい!!

やはり、「野球は投手だ!」という言説は正しいと言えそうです。

こういう一般的にはこう言われてるけど、本当かな?というのを知るのに統計学は有効な学問です。
皆さんも簡単にでも勉強してみてはいかがでしょうか?
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