今回はとなりの怪物くんの全体感想です。

となりの怪物くんキー
【全体感想】
1.少女漫画らしいラブコメ
この作品は少女漫画雑誌に連載されている漫画が原作なので、私としては初めてに近いジャンルだったこともあり、少し心配しておりました。

しかし、話の筋も王道ですし、キャラクターの性格もそれぞれ個性があって、面白かったです

とはいえ、私が親しんできた少年漫画系ラブコメやラノベのラブコメと違い、お色気シーンが皆無に近いというのはやはり少女漫画らしいな、と思いました。

徹底的に心理面での恋愛を描いていて、くっついたり離れたり、悩んだりはげましたりをするというのはあまり少年漫画系では見られません。やっぱり少年漫画は読者層がちょっとエッチなシーン好きなんですよね(笑)

まあ、一般に恋愛面でも「男性は視覚から、女性は精神面から」と言いますから、そのへんが影響しているのかな、と思いました。男性視聴者にとっては少し新鮮なラブコメ作品だったかもしれません。

2.極端なキャラクター性
キャラクターの設定が上手だなあ、と思いました。

普通、物語を構築する場合、多層的なキャラクター像を作ろうとします(それが良しとされることが多いです)。ただ、この作品の場合、最初はそれぞれかなり一面的な性格をしています(ササヤンは常識キャラなので普通でしたけどね(笑))。

それが恋愛や友人関係を通して、多層的になっていく様を描いたところがストーリーの展開の軸になっていたと思います。例えば、雫は最初「勉強一辺倒」だったわけですが、春との絡みや夏目さん、ササヤンなどとの関係によってそれ以外の部分も考えるようになっていきました。こういうところが青春系作品のポイントでもあり、この作品のミソのような気がします。

3.終わり方が……
ちょっと残念だったのは最終回の終わり方でしょうか。

あまり物語に起伏のある作品ではないですし、原作が継続中なので難しかったのでしょうが、もう少しキリのいい終わり方をしても良かったのではないか、と思います。

最終回の割には少し淡々としすぎていたような感じがします。

4.総評
全体的にはいい評価が得られる作品だったのではないでしょうか。

変な先入観を持たなければ、男性でも見やすい作品だと思います。このようなかたちで、少女漫画レーベルの作品がアニメ化されていく傾向は、多様化という側面でいいことだと思うので、今後も増えてくといいですねえ。

と、いうわけで今回の感想はこれでおしまいです。

では、またどこかで。
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