今回は夏色キセキの全体感想です。
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【全体的な感想】
この作品の肝は何と言ってもスフィアでしょう。OP、ED、主演4人の声優とスフィアづくしの作品でした。ですが、こういう作品はどちらかというと商業的な部分が見えてしまうので、もしストーリーの出来がかんばしくなければこの作品の評価はとても悪いものになる、と思っていました。

しかし、ストーリーは悪いということは無く、面白い要素もありました。また、スフィアの4人は実力のある声優さんなので演技も安定していたと思います。それを考えれば決して悪い作品では無かったと思います。

このアニメは通常ありえない体験がテーマにはなっていますが、別段そちらを強調するわけではなく、4人の人間関係を軸にストーリーを展開していました。そのため、SF的な要素は強くならず青春ものとして見ることが出来たので私としては良かったです。

あまり良くなかった点としては、御石様の設定の出し方でしょうか。数々の超常現象の源である御石様でしたが、その願いをかなえる法則やルールといった点では小出しにしていたせいで最後まで良く分かりませんでした。とくに解説キャラもいないので難しいところですが、視聴者に分かりやすい出し方がもう少しあっても良かったのではないかと思います。

また、最後のほうのエピソードは少し後付け感がありました。御石様とは何なのかが良く分からないまま、御石様の親戚が東京に、という設定はちょっと無理があるかなあと感じました。悪いとは言えませんが、ベストでは無かったかもしれません。

全体的には紗季の転校で揺れる4人の関係と結びつきがより強固になる過程が見られたので、対象年齢が中学生くらい(よりもっと下かも)の作品かなあと思います。ラノベっぽい雰囲気は無く、今のアニメファンのうち高校生から大学生あるいはもっと上の年齢層には物足りない展開だったかもしれません。私のような世代にグサッとくるような展開は無かったと思います。

まあ対象年齢はともかく、ストーリーはまとまっていたので、評価はされてもいい作品じゃないでしょうか。


と、いうわけで今回の感想はこれでおしまいです。

次回は謎の彼女Xの感想を書く予定です。

では、またどこかで。
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