今回はブラック★ロックシューターの全体感想です。
『ブラック★ロックシューター』Blu-rayBOX【完全生産限定版】

【評価】
(おおまかな評価基準は追記に畳んであります。なお、評価はあくまで個人的なものです)
ブラック★ロックシューターの評価は……
です!


【感想と評価理由】
ちょっと、アニメ作品としては厳しかったかな、という感じのアニメでした。

まず、このアニメの方向性が非常に見えにくいです。どこにテーマをおいた作品で、主人公たちが何を目的にしているのかが終盤にならないとはっきり見えません。これでは視聴者を終盤まで引っ張ることが難しいです。概して最近のアニメやラノベは最初が肝心です。この作品もまあ、ブラック・ロックシューターが何者かと戦っているシーンが出てくるわけです。ここでは「お。何だ?」と思うわけですが、こことはまったく関係なく見える世界での話が長らく続きます(ちょこちょこ、向こうの世界でのシーンも混ざりますが)。こうなってしまうと「意味分からん」となってしまうのではないでしょうか?

また、大きな設定(向こうの世界=ブラック・ロックシューターがいる世界)を説明してくれるキャラがあまりいません。強いて言うならユウになるのですが、彼女は当事者なので、説明は若干厳しいです。本来であれば、主人公であるマトが説明を聞く役割を担うはずなんですが、彼女もまた、ある意味当事者になってしまうので、感情移入がしにくく、設定の分かりにくさを助長しています。もっと早くに何らかの形で設定をにおわせておく必要があったんじゃないでしょうか。

見返すと、いくらか設定への伏線はあるのですが、出ているキャラクターたちがそれををすでに了解した上で行動に出ているので、了解していない私たちには「?」が続きます。8話という短い尺ではやはり説明不足は否めなかったと思います。

最初から中盤まではマトとヨミの話でしたが、終盤はユウに持ってかれた感がありますねえ。実は主人公はユウだったんじゃ、みたいな気さえします。最後のエピソードにもっとヨミを関わらせないといけなかったんじゃないでしょうか。

ただ、「人間関係と自分自身の成長」「アイデンティティ」などの普遍的なテーマを入れている点はよかったです。ちょっと性格が「こんな人いるか?」という感じのキャラクターは多かったですが、テーマを際立たせるという面ではよかったと思います。

私なんかは人間関係からどちらかと言うと逃げてしまう人間なので、逃げずにいなきゃいけないなあ、と思わされました。将来のことも考えると「もっと強い人間にならなければ」という思いはあります。

以上の理由から評価を2にしました。

この作品は改めて見返してみると、いいアニメというタイプかもしれません。

と、いうことで今回の感想はこれでおしまいです。

次回はさんかれあの感想を書く予定です。

では、またどこかで。


【評価基準】
5…完璧
4…惜しい
3…まあまあ
2…物足りない
1…視聴打ち切り作品
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