今回はパパのいうことを聞きなさい!の全体感想です。
パパのいうことを聞きなさい! vol.3(Blu-ray)

【評価】
(評価基準は追記に畳んであります。なお、評価はあくまで個人的なものです)
パパのいうことを聞きなさい!の評価は……
です!


【感想と評価理由】
このアニメは全体的に描写不足感がありました。

まず、最初から設定がかなりきわどいです。一般的には考えられにくい大学生が3人姉妹を引き取るというシチュエーション。そして、その原因となった飛行機事故。ジャンルにラブコメと銘打ってあるわりに、これらの基礎設定が重すぎます。また、このような設定がある場合、普通は話がかなりヘビーになるのですが、ラブコメであるがために話はライトです。このあたりのバランスがそもそも取りきれていない作品だと思います。

各キャラクターの心情描写も浅いです。一番末っ子のひなに関しては、年齢的なものもあり、それなりに描かれていたと思いますが、空と美羽はちょっと元気すぎやしないか、と思いました。彼女たちは実の両親がいないという状況に置かれてしまったわけですから、もっと思うところがあるはずなのに、そこに関しての描写が少ないです。

そして、特に問題なのは祐太です。祐太にしてみれば、唯一の肉親であるお姉さん(空、美羽からは義理の母・ひなからは実の親)が行方不明(アニメでは実質死亡になってるみたいです)になってしまったわけです。これは相当、精神的にくるものがあるはずですが、そこの部分へ思いを至らせる描写がほとんどありません。回顧こそすれ、悲しい、ショックなどの感情を感じ取ることはできませんでした。

このように、重いことがあった後のキャラクター状況が常識的な範疇からずれてしまっているところがかなりありました。これだと、なかなか感情移入ができません。

ただ、設定を抜きにしたキャラクターの性格という点では、それぞれかわいさを出すことができていたと思います。ひなの「おいたん! ひなだぉ!」がちょっと話題になったように、純粋なコメディーとして見れば、評価できる作品だったと思います。

まあ、祐太と空は伯父と姪なので、「ラブ」コメになるのかが大いに疑問ですが。

以上の理由から評価を3にしました。

主演の空役、上坂さんはデビュー作とは思えない演技でした。これから楽しみな声優さんです。いや、本当にお上手でした。

ちなみに私は原作未読なので、アニメの話だけをもとに評価しています。原作ファンの方はもしかしたら不快な思いをされるかもしれませんが、そこはご了承ください。
(アニメはオリジナルが多いみたいですね)

と、いうことで今回の感想はこれでおしまいです。

次回はあの夏で待ってるの全体感想を書く予定です。

では、またどこかで。

【評価基準】
5…完璧
4…惜しい
3…まあまあ
2…物足りない
1…視聴打ち切り
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