今回は中二病でも恋がしたい!の全体感想です。

中二病でも恋がしたい!キー
【全体感想】
1.テーマの面白さ
この作品、最大の武器は、「中二病」という現代オタク世代がかなりの確率でかかる現象(笑)をテーマにし、そこを真面目に描いたところです。

私たちは基本勇太目線で、六花や凸守の言動を見て、「ははは」と笑い、ツッコミながらも「でもこういうところ自分にもあるかも」と思うことが多かったのではないでしょうか。こういう絶妙な距離感がこの作品にはあったと思います(特に前半)。

2.バトルシーン
もうひとつの特徴はバトルシーンの演出でしょう。

おたまと傘がとんでもない武器に見えていたり、などの演出はすごく面白かったです。このあたりのアニメ作品ならではの工夫は京アニの強さの所以だと思います。

あと、この中二病フィルター世界に入るときの「爆ぜろリアル! 弾けろシナプス! バニッシュメント・ディス・ワールド!」が良かったです。つい使いそうになりますね。

3.キャラクターの可愛さ
言わずもがなといったところですが、まあ、出てくるキャラクター全員に萌えポイントがありましたね(笑)

私は六花が好きでしたが、凸守、くみん先輩、丹生谷さん、勇太、一色のそれぞれに確固とした個性と役割がふられていて、クオリティが高いなと思いました。

声優さんのキャスティングもよかったと思います。六花役の内田さんはまだそこまで実績のある声優さんではありませんでしたが(私は「さんかれあ」を見てたので知ってましたが)、六花の中二病の時のトーンと素の時のトーンの使い分けがうまくできていて、よかったです。また、素の時の声がたまらな(ry

凸守の上坂さんに関しては、私個人としては「パパ聞き」以来の拝見でしたが、もう中二病全開でしたね。まあ、上坂さん自体がガンマニアなので、役そのままかもしれませんが。11話での勇太とやり合うシーンでは感情の吐露が非常に上手でしたね。「分かってるデスよ!」と泣きながら言うシーンは、すごく印象に残っています

4.ウリはどこだ!
さて、先ほどから言っているようにこの作品は「中二病」と「可愛さ」がポイントになっていますが、タイトルからわかるように基本的には“ラブコメ”です。

途中あまりにコメディ路線だったのでどうなることかと思いましたが、中盤あたりから恋愛路線へ入ったので安心しました。まあ、そこまではいいのです。

中盤以降、ストーリーのメインが「六花の生い立ち」に変わっていき、そこに勇太と六花の恋愛が絡むという構図になりました。この時点で「中二病」が初期とは違う位置づけになったので、(私も含め)初期のファンは違和感を感じたかもしれません。

終了に近づくにつれ、そのシリアス度がどんどん増し、ラブコメのコミカルな部分が逆に薄くなってしまいました。(同時に「可愛さ」も薄くなりました)

そして最終回に至ってもこの路線は修正されず、そのまま終わってしまいました。

京アニにしては珍しく、ファンの期待とは少し違う方に走った感じがありましたね。いや、別に迎合するのが正しいと思っているわけではないですが、制作サイドがこの作品の「ウリ」をどう捉えていたかが、ファンとはずれていたと思います。

個人的には、
①最終回の終盤で、日常描写を取り入れ、コミカル展開で終わらせる。
②もう1話つくり、完全なコミカル展開でつくって、明るく終わる。

のいずれかをとって欲しかったと思います。

5.オリジナル
この作品はオリジナル展開が非常に多くて、もはや原作あり作品とは言えない感じになっていました。キャラクターや基本設定だけ借りたって感じですかね。

しかし、私は原作を読んでいるわけではないので、アニメの方は完成度が高かったと思っています。このあたりはさすが京アニ!ってところじゃないでしょうか。
<相違点>
原作     アニメ
七宮智音 → 登場なし(勇太・丹生谷が中二病を患うことになった原因人物)
登場なし → 五月七日くみん
登場なし → 凸守早苗
登場なし → 小鳥遊十花
登場なし → 六花の祖父・祖母
設定なし → 同好会結成
設定なし → 六花の父はすでに他界(原作では行方不明)
※主要な点のみ(Wikipedeiaより)

6.総評
全体的に見れば、やはり面白い作品だったと思います。
久々にはまらせていただきました。
可愛いキャラクターが出てくるアニメはやっぱりいいですね~。
京アニの次作品「たまこまーけっと」にも期待したいと思います!

と、いうわけで今回の感想はこれでおしまいです。

では、またどこかで。
今回は中二病でも恋がしたい!の第12話『終天の契約(エターナル・ランゲージ)』の感想です。
「中二病でも恋がしたい!」はこの回で最終回です。

【あらすじ】
六花から邪王真眼を受け継いだくみん。勇太は、二代目邪王真眼となったくみんの口から、邪王真眼が生れた理由を聞かされた。
そのことで勇太は自分の考えを改めた。徐々に自分の気持ちに気付き始めていた勇太。
本当は、六花を中二病から卒業させたかったんじゃない。
六花の純粋な心、六花の背負ってきた苦しみ、六花のまっすぐな思い、それらを受け止めようと勇太は全力で六花を追った。
(公式サイトより)

【感想】
・うーん……詳しくは全体感想で書きますが、話はきれいでしたが、これでいいのかな、という気もしました。個人的にはあまり評価していません。

・勇太が自分と正直に向かい合うきっかけが、自分からの手紙というのはなかなか面白い展開でしたね。中二病はだろうとやっぱり自分だったってことですかね。

・くみん先輩意外に似合ってましたよ(笑)キャラ付けもほぼ完璧でした。まあ、このエピソードではキーパーソンですからね。それにしても凸守、誰だか分からん…。

・六花が最後にお父さんと別れる場面は胸に迫るものがありましたねえ。ここまでがんばれたのはすごいと思います。

中二病でも恋がしたい!12話
<今回のひとこと>
勇太「つまらないリアルに戻るのか! それとも! 俺と一緒に、リアルを変えたいと思わないのか!」
リアルを変えられるのは、若いやつだけだ!
行けるところまで突っ走れえええええええ!


と、いうわけで今回の感想はこれでおしまいです。

では、またどこかで。
今回は中二病でも恋がしたい!の第11話『片翼の堕天使(フォーリン・エンジェル)』の感想です。

【あらすじ】
六花は眼帯を外し、中二病から卒業することを決心した。
元中二病である森夏からのアドバイスを手がかりに、六花なりの努力が見える。
そんな姿にホッとしつつも、冴えない表情の勇太。凸守は六花を中二病へと戻そうとするがどうにもならない。
(公式サイトより)

【感想】
・全編シリアスでしたね。よもやこっちにシフトするとは。中二病のファンとしては実にけしからん展開です(笑)

・ちょっと、凸守がかわいそうな回でしたねえ。彼女、頭はいいのでいろいろ理解はしているのでしょうが、それがゆえ、あきらめられないといったところでしょうか。

・乙女心は複雑だわ……と思いました。京アニらしく、表情で心情の揺れを出す演出が多かったですね。よかったと思いますが、凸守の解説(勇太への訴え)がないと、ちょっと真意が分からなかったです。

中二病でも恋がしたい!11話
<今回のひとこと>
勇太「言ってあいつを喜ばせて、なんになるって言うんだよ! 不可視境界線なんて無いんだよ! あいつの父親は墓の中なんだよ。俺には、どうしようもできないんだよ。あいつがどんなにそれを願おうと、いくら設定をつくろうと、どんなに自分に力があると信じても、無いものは無いんだよ!」
2回ほど前の記事で「勇太は六花の絶対的な味方だ」というようなことを書いたのですが、予想に反した方に話が進みました。
ただ、こうなっても私は勇太は六花の味方でなければいけないと思います。

勇太は同級生で、恋人ではありますが、保護者・指導者ではありません。
本来、十花さんや家族がやらなければいけなかったことを勇太に押し付け、代行させてしまったのです。
勇太は六花に現実を見せるのではなく「味方だよ」というメッセージを出し続けることが役割だったはずなのに。

これは同性間でもなかなかできない、異性間独特なもののような気がします。
相互依存するのが、恋愛のような気がする(実体験が…)ので、勇太が矯正させる必要は無かったと思います。


と、いうわけで今回の感想はこれでおしまいです。

では、またどこかで。
今回は中二病でも恋がしたい!の第10話『聖母の・・・ 弁当箱(パンドラズ・ボックス)』の感想です。

【あらすじ】
六花は、勇太に対する思いが変化していることに気がついた。勇太も同様に、六花に対する思いが変化していた。
勇太と六花、二人はお互いの気持ちを確かめ合い、ぎこちなくもありながら、それまでとは違った、新しい関係が生まれようとしていた。
しかし、その矢先、学園祭当日、勇太は六花に残酷な言葉を告げなければいけなかった。
(公式サイトより)

【感想】
・ラブコメとしては1つゴールの回でしたかね。ただ、そこに六花のパーソナルな問題が絡んで物語が二重構造になっているので、まだ面白さが続きそうです。

・そして、一色くんも1つゴールを迎えていましたね(笑)いや、でも男気はあってよかったんじゃないですかね。私は絶対無理です。

・さてさて、最後に邪王真眼をとっていましたが、どうなるんでしょう。気になりますね。

中二病でも恋がしたい!10話
<今回のひとこと>
勇太「じゃあ、手は」
六花「……小指なら」
勇太「じゃあ、小指……」
六花「うん」

はい、おめでとーございます。
もうなんかいろんな意味で萌えますね。
なんとなく憧れますが、絶対ないな……。


と、いうわけで今回の感想はこれでおしまいです。

では、またどこかで。
今回は中二病でも恋がしたい!の第9話『混沌の・・・ 初恋煩(カオスハート)』の感想です。

【あらすじ】
あの夏の夜以来、ぎこちない勇太と六花。学園祭の季節になっても、二人はまともに話をしていなかった。明らかに、六花の勇太に対する様子がおかしい。
邪王真眼といえども、ダークフレイムマスターには屈してしまうのか?六花自身、そう思っていた。しかし、そんな二人の様子を見ていた丹生谷は、早くも何かに気付いたらしい。
(公式サイトより)

【感想】
いやー、にやにやが止まりませんな! こういうの大好きです。

・最近やっと丹生谷のキャラクターがつかめてきました。根はいい人なんですが、策士ぶりがすごい。

・ところで学園祭で本当に邪王真眼vsダークフレイムマスターやるんですかね(笑)

中二病でも恋がしたい!9話
<今回のひとこと>
六花「……恋?」
丹生谷「そっ。分からない? あなた、富樫くんのことが好きなのよ」
六花(ボッ)
丹生谷「うわっ。分っかりやす!」

ここのやり取りは面白かったですねえ。
六花は感情を隠すのが下手なようですね。
まあ、それがゆえのキャラクターでもあるわけですが。


と、いうわけで今回の感想はこれでおしまいです。

では、またどこかで。